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平成21年12月17日

エコプロダクツ2009出展レポート

当協会は、12月10日(木)~12日(土)の3日間、東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2009において、3R推進団体連絡会※の参加団体が共同出展したエリアの一角に、紙製容器包装リサイクル推進協議会、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会と合同で出展しました。

  • ※3R推進団体連絡会
    容器包装リサイクル法に関連する事業者8団体が連携して、容器包装の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の円滑な推進と普及啓発を行うとともに、加盟団体相互の情報交換を図り、社会に貢献することを目的として結成されました。

昨今、一般市民の環境問題や3Rに対する意識の高まりに伴い、「手間を掛けて分別した容器包装の資源物が、何になっているのかわからない。適正に処理されているの?」 という声が多く聞かれるようになってきました。レジ袋削減の取組みに代表されるように、3Rの取組みにおいては、市民・市町村・事業者の連携・協働が欠かせない要素であり、そのために、「リサイクルの見える化・透明化」は重要な課題とされています。

そこで、今回は市民が分別排出した(分けて出した)後の資源のゆくえに焦点を絞り、「あ、こんなところで利用されているんだ。」と分かるよう、ブース2小間分の壁いっぱいに大きな街の地図を描き、その中に、紙製容器包装とプラスチック製容器包装の資源物から生まれ変わったリサイクル製品(再商品化製品利用製品)がどのように使われているのか、現物や写真、絵を用いて紹介しました。ただ遠目に眺めるだけでは分からない、円形カバーをスウィングさせたり、のぞき穴から中を見たら確認することができる、そんな遊び心のある仕掛けとし、また、確認できたものが答えとなるクイズラリーと連動させました。

写真:大きな街の地図

開催期間の10日(木)、11日(金)には学校・クラス単位で多くの小学生・中学生が、また12日(土)は家族連れが多く訪れ、クイズラリーの解答用紙を片手に、「え?牛の敷きわらの代わりに紙容器?」「プラスチックから虫さされの薬?」「固形燃料って何?」「この車止めは本当に分けて出したプラスチックからできているの?」「こういうものをパレットっていうんだ。」などなど、あちらこちらから感嘆や疑問の声が聞かれ、大変なにぎわいとなりました。

写真:にぎわうブース、牧場では紙製容器包装が敷きわらの代わりに

併せて、「自分が分けて出したものが何になっているのか」、地図や市町村名から検索できる当協会ホームページの新コンテンツ「わたしのまちのリサイクル」を紹介しました。ブース内にPCを2台設置し、来訪者の方々に実際にPCを操作し、検索・確認していただきました。こちらでは主に大人からの反響で、「知らなかった・・・。」と感心される場面が多く見られました。

写真:「わたしのまちのリサイクル」検索コーナー、早押しクイズ大会

今回の展示会における来訪者の皆さまの反応を見ておりますと、容器包装のリサイクルについて、まだまだ知っていただきたいことが充分に伝わっていないことを感じました。

当協会は、これからも、このような展示会やホームページ、会報、パンフレット等を通じて、皆さまの身近にある容器包装のリサイクルに関するさまざまな情報について、見て、知って、理解していただけるよう、なるべくわかりやすくお伝えしてまいります。

エコプロダクツ2009におきまして、当協会のブースを訪問していただきました皆さま、有難うございました。

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