平成25年8月より、プラスチック製容器包装廃棄物の再商品化を実施したことによる「エネルギー資源削減効果」、「CO2削減効果」を年次データとして算定し、ホームページに掲載してきました。
これまで計算の基礎としたデータは平成19年度の「プラスチック製容器包装再商品化手法に関する環境負荷等の検討」および、平成24年度の「プラスチック製容器包装再商品化手法に関する環境負荷等の検討Ⅱ」(主として、エネルギー資源等の基本となるデータベースの更新)でした。
そして今回は、容リ再生材を利用した製品の軽量化や用途内訳の変化および、一部再商品化工程等での環境負荷低減活動も見られる材料リサイクルについて、各種インベントリーデータの見直しを行い再計算、先述の年次データに反映いたしました。
今回見直しを行った主な項目は、材料リサイクルの再商品化製品利用製品(パレット、建築用資材等)の製造に関わる、容器包装プラスチック配合割合、製品重量、使用エネルギー(電気・軽油・用水など)です。
また、材料リサイクルの再生樹脂の利用用途の内訳についても、最新のデータを考慮して計算し直しています。
なお、ケミカルリサイクルについては、平成19年度当時の再商品化方法と特段変化は無いと判断し、基データの見直しは行っておりません。
今回の見直しに関する詳細については、別途ホームページに掲載予定です。
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プラスチック製容器包装リサイクル 環境負荷削減効果
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リサイクル・環境負荷・LCAって何だろう?