このたび、当協会がプラスチック製容器包装再商品化事業者である有限会社丸松産業(本店所在地 埼玉県新座市大和田2-231-1、代表取締役 松崎一志)に対し実施した平成27年12月および平成28年2月の現地検査において、同社の在庫・施設・記録等に複数の問題点を発見し、その調査・確認を行ったところ、平成27年度再商品化実施において複数の不適正行為項目に該当する行為があったと判断するに至りました。
また、平成28年3月には、契約違反となる「期中における再商品化委託契約辞退の申し入れ」もあったため、協会として、有限会社丸松産業に対し平成28年3月10日をもって平成27年度契約解除かつ当該年度登録取り消し、さらに次年度以降7年間の事業者登録停止の措置を通告しました。
当協会では当該事象の発生を受け、再商品化事業者による適正な再商品化義務が確実に遂行されるべく、再発防止に向けて、登録審査・調査・監視・指導等の管理体制を強化するとともに、不適正行為に対する一層厳格な措置適用を検討して参ります。