PETボトルのリサイクルに関し、当協会初めての試みとして、市町村による分別収集並びに選別保管から、再生処理事業者による保管施設からの輸送、再生処理、再商品化製品の輸送に至る環境負荷を明らかにすることを目的に、平成24年度に調査を実施しました。
社外調査機関に委託し、市町村および一部事務組合および当協会が再商品化を委託している登録再生処理事業者を対象にアンケート調査を行ない、市町村・一部事務組合から約60%、再生処理事業者から約50%の回答を得て、分析した結果を公表します。対象調査年度は平成23年度です。
今年3月末に一旦報告書(案)をまとめ、その後内容の精査に時間を要しましたが、このたび公表の運びとなりました。調査に対しご多忙な時期にも拘わらず、多数の市町村・一部事務組合の関係者ならびに市町村から選別・保管の委託を受けている事業者、さらに再生処理事業者のご担当の方々から、アンケート調査はもとより、その後のヒアリングに対しても多大なご協力をいただきました。おかげさまを持ちまして、過去に例のない貴重なデータを得ることができました。この場を借りてお礼申しあげます。
平成25年11月29日
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
PETボトル事業部
使用済みPETボトルの再商品化に伴い発生する環境負荷分析(平成24年度)【PDF】