プラスチックの手法別見込費用推移

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プラスチック(白色トレイをのぞく)のリサイクルについて、「材料リサイクル」と「ケミカルリサイクル」の2つの手法に分けて、「落札量」と再商品化にかかる「見込費用※」の構成比推移を掲載しています。
「材料リサイクル」は、16年度当時、約1/4の落札量に過ぎなかったのですが、近年は、比率が年々高くなっています。その要因のひとつとして、「材料リサイクル手法優先」という落札システムがあります。入札価格が高くても、材料リサイクルが優先して落札できる仕組みです。(<参考>
平均落札価格がケミカルリサイクルよりも材料リサイクルの方が高くなっている現状では、必然的に、材料リサイクルの量の構成比以上に、見込費用の構成比が高くなります。
※「見込費用」= 「落札単価」×「落札量」:落札結果の数値から、当該年度に再商品化(リサイクル)にかかる「見込費用」を算出 

プラスチックの再商品化手法別「落札量」と再商品化にかかる「見込費用」の構成比の推移

グラフ:プラスチックの再商品化手法別「落札量」と再商品化にかかる「見込費用」の構成比の推移

<参考>
◆「材料リサイクル手法優先」の落札とは

仮にX市が当協会にY保管施設の3,000トンの引き取りを申し込むと、当協会は、この情報を「入札条件リスト」として登録済再生処理事業者に公開し、入札を受け付けます。その結果、例えば、以下のような入札があったとします。
  手法  入札価格
(トン当たり)
入札量 落札量
A社 材料リサイクル 9万円 1,000トン 0トン
B社 材料リサイクル 8万円 1,800トン 1,800トン
C社 ケミカルリサイクル 5万円 3,000トン 0トン
D社 ケミカルリサイクル 4万円 3,000トン 1,200トン
もっとも低い価格を提示したD社に3,000トン全量が決定されるのが通常の入札です。ところがプラスチック製容器包装は「材料リサイクル手法優先」ルール(各保管施設で1社)により、A社、B社を優先して選定に入り、価格の低いB社が落札します。残る1,200トンは全ての入札の中で最も安いD社に決定します。優先ルールがない場合にくらべて、大幅に高くなることがあります。

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