【お願い】電池、注射針を入れないで!

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平成27年1月29日

「プラスチック製容器包装」の中に、電池、注射針を絶対に混ぜないでください。

ご家庭でプラスチック製容器包装を分別排出する際に、電池やライターなどの危険物や、注射針などの医療系廃棄物を絶対に混ぜないでください!
これらは禁忌品(きんきひん)と呼ばれ、リサイクルを行う過程で危険を伴うので入れてはいけないものです。 

禁忌品の具体例 想定される危険
電池、ライター、ガスボンベなど
 
収集車やリサイクル工場の機械の中で発火、爆発する危険あり
カッター、刃物類
 
作業員が怪我をする危険あり
注射針などの医療廃棄物
  
作業員の手に針が刺さり、感染する危険あり


当協会では、容器包装リサイクル法に基づく分別収集物の品質向上・維持のため、皆様のお住まいの地域の回収・保管施設ごとに収集物の品質調査を行っております。
プラスチック製容器包装は、PETボトル以外のプラスチックという意味で「その他のプラスチック」と言われています。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど様々なプラスチックが混ざっているとともに、プラスチック以外のごみも混入しやくなっています。
近年、消費者の皆様の分別のご協力や、市町村の選別の努力により、プラスチック製容器包装の収集物の中に、プラ以外のごみが入っている比率が年々減少し、品質が少しずつ向上してきました。

しかしながら、禁忌品(きんきひん)の混入はなかなか減らすことが出来ておりません。
日本全国のベール品質調査結果で、禁忌品がひとつでも入っていたら「D」、入っていなければ「A」と判定しています。以下の図1で示すように、平成28年度のDランクは42.2%(約300件)も存在し、年々悪化しています。

 【禁忌品混入割合の推移 D:混入あり、A:混入なし】
 
【禁忌品の内訳】
 
危険品の中でも、電池の混入を原因とするリサイクル工場での発煙トラブルは、初期消火に努めた結果、幸いにも小火に収まっている状況ですが、火災事故にも繋がりかねません。同様に、医療系廃棄物(注射針)については人身事故に直結する問題となります。
よって、禁忌品の中でも特に注意していただきたいのが、重大事故の危険性がある「電池」と「注射針」になります。

1.電池

リチウムイオン電池・ニッケル電池・ボタン電池など、電池が原因で起こる発火事故は非常に危険です。リサイクル工場で発火事故が起きてしまうと、作業員の方に危険が及んだり、設備が壊れてリサイクルが出来なくなってしまいます。
年間で約15件の発煙トラブル(小火)が発生しており、その発煙発生原因の内、半数以上は電池類です。(以下の写真を参照)
プラスチック製容器包装の中には、絶対に電池を混ぜないでください。

お住まいの地域によって分別排出のルールが異なりますが、ほとんどの市町村で「乾電池」の分別回収を行っているものの、発火の可能性がある「小型充電池」の回収は行っていないところが多いです。以下のリサイクルマークのついた小型充電池は、最寄りの回収協力店に持参してください。決してプラスチック製容器包装とは混ぜないようにお願いします。

詳しくは、以下のページを参照ください。一般社団法人JBRCホームページ
・小型充電池の見分け方
   ・回収協力店舗の検索ページ

2.注射針

近年、高齢化に伴う在宅医療の増加により、プラスチック製容器包装の中に、インスリンの注射針や点滴チューブの先端についた注射針などの混入が増えています。(以下の写真参照)
皆さんが出すプラスチック製容器包装は、市町村で集める時、市町村の施設で選別する時、リサイクル工場で仕分ける時に、必ず人の手が入ります。もし、容器包装プラスチックの袋の中に、使用済みの注射針が入っていたら、どのような危険があるのでしょうか。
[注射針混入による危険]
 ・市町村でごみを集める収集車にのせる時に、注射針が手に刺さってしまう危険あり
 ・市町村の選別施設のベルトコンベア上で、選別する作業員の手に針が刺さってしまう危険あり
 ・リサイクル工場のベルトコンベア上で、仕分けをする作業員の手に針が刺さってしまう危険あり


このように、重大な人身事故につながりますので、プラスチック製容器包装の中には、絶対に注射針を入れないでください。


お住まいの地域によって分別排出のルールが異なりますがほとんどの市町村では、在宅医療で出たごみは、かかりつけの病院や薬局などに持参するようになっています。詳しくは、以下の日本医師会ホームページを参照ください。決してプラスチック製容器包装とは混ぜないようにお願いします。

日本医師会ホームページ 感染性廃棄物について


つきましては、禁忌品混入の実態と危険性を知っていただき、分別排出へのご協力をお願いいたします。
※お住まいの地域によって、分別排出のルールが異なります。詳しくは、市町村のホームページや分別カレンダーをご確認ください。

【参照ページ】
・禁忌品混入防止のお願い【動画ページ】     
 ・プラスチックのベール品質調査結果

・プラスチック製容器包装 分別排出のポイント
以上

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