1.調査の概要
(1)調査期間:平成31年4月~10月
(期間内に引き取れなかった分については令和2年3月末まで)
(2)調査場所:再生処理事業者工場内
(3)調査方法および評価「紙製容器包装引き取り品の評価方法」による。
なお、引き取りの多い市町村・一部事務組合のベールや保管施設を兼ねる事業者での品質調査については、一部当協会も立ち会って評価を行った。
(4)調査対象保管施設数および構成市町村数、実施保管施設数および構成市町村数
調査対象保管施設数= 108
調査実施保管施設数= 107
調査実施率= 99%
2. 評価結果
市町村・一部事務組合の107指定保管施設について実施
ランク |
保管施設数 |
比率 |
A |
102 |
95% |
B |
1 |
1% |
D |
4 |
4% |
計 |
107 |
100% |
3. Dランクの内容
Dランクの内容分析(0点評価比率)
① 危険物(びん、乾電池)の混入 2/4
② 一般古紙混入15%以上 2/4
4.個別評価での5点未満(0点および3点の評価比率)
①濡れた状態のものの混入 0/107 … 0%
②未破袋品混入 3/107 … 3%
③結束された紙袋に入った状態での混入 1/107 … 1%
④外観で段ボールの混入が目立つ 11/107 … 10%
⑤食品残渣の付着した汚れ品の混入 2/107 … 2%
⑥対象外の紙の混入 6/107 … 6%
⑦紙以外の異物混入 11/107 … 10%
⑧危険物・衛生上問題品の混入 2/107 … 2%
⑨引き取り形態の違い 0/107 … 0%
個別評価で5点未満の件数は平成30年度の26件から35件へ増加しました。
5. 令和2年度に向けて
平成31年度の調査では、Dランクの保管施設が4ヶ所(4%)となりました。
令和2年度は引き続きDランク保管施設ゼロを目標として掲げております。
引き続き住民の方々への啓発ならびに中間処理段階での選別の強化による品質向上にご協力をお願い申し上げます。
以上