令和7年9月9日更新
7月 14 日から 21 日まで国内関連団体(プラスチック容器包装リサイクル推進協議会、
プラスチック循環利用協会、日本プラスチック工業連盟、一般社団法人 SusPla 、 全国清涼飲料連合会)の総勢 11 名にて、
主に再生プラスチック利用事業者の視察のため中国を訪問しました。
日本では廃プラスチックの有効利用率の低さが大きな課題の1つであり焼却(熱回収)される量が多い状況です。
資源有効利用促進法改正により再生材料の使用義務化を制度化し、そのための回収数量増や再生材料の品質向上により利用市場の拡大を図り、有効利用率向上を目論んでいます。
現状としては、日本国内で再生されたプラスチック材料の一部が中国などの海外に輸出され利用されている数量が増えてきています(昨年は中国の景気低迷により減少状況ではあります)。
そのため、国内の再生材料が中国でどのように利用されているか、また、中国は再生材料の義務化をいち早く表明した欧州との貿易維持向上のため、再生材料の数量確保や品質向上の技術が進んでいるとの情報もあるため、その状況についても調査することを主目的に視察を行いました。
中国の再生プラスチック利用状況等視察報告(令和7年)