日本容器包装リサイクル協会ニュース No.76
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容リ協ニュースNo.76 November 2017 13  年々進化している容器包装技術を活用して「食品ロス」の削減につなげようと、農林水産省では容器包装の高機能化に関する47事例を集め、平成29年4月11日にホームページで公表、6月29日には動画をYouTubeで発信しました。 我が国では、食料の大半を輸入に依存する一方で、まだ食べられるのに捨てられている、いわゆる「食品ロス」が大量に発生しています。「食品ロス」を削減させるためには、食品製造工程の改善による賞味期限の延長に加え、新たな容器包装資材の開発、パッケージの構造の工夫、またはこれら複数の組み合わせなどといった容器包装技術の活用が重要な役割を果たします。「食品ロスの削減につながる容器包装の高機能化事例集」を公表農林水産省http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/youki/index.html#kokinoka_jirei 本事例集では、食品製造事業者と食品容器製造事業者から「食品ロス」の削減につながる容器包装の事例(鮮度保持、賞味期限の延長、小分け・個包装、内容物の分離性向上、輸送時の損傷軽減、その他)を収集し、それらの技術を消費者の皆さんに紹介することで、食品関連事業者のさらなる取り組みを推進することとしております。 また、新たに事例の募集を行ない、25事例を10月に事例集へ追加して、ホームページで公表しました。 農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室では、事例集の充実を図るため、引き続き食品関連事業者への情報提供を呼びかけます。QRコードからアクセスできます72事例

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