日本容器包装リサイクル協会ニュース No.71
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保 管収 集選 別  市町村では、分別収集した家庭ごみを、その種類により専用の施設へと運搬しています。 現在、川口市の分別収集は、大きく分けて一般ごみ、粗大ごみ、資源物、有害ごみ、乾電池の5分別。さらに、資源物については使用済み容器包装を含め、11品目による分別で収集しています。収集のた  分別収集した家庭ごみの中でも、資源物は中間処理施設に運搬されます。そこで異物を取り除く選別作業を行ない引き渡せる形状にした後、保管し、リサイクル業者に引き渡します。 川口市の場合、資源物として家庭から出された分別収集物は、中間処理施設であるリサイクルプラザへ運ばれます。最近では、選別・保管業務を民間会社に委託する市町村も少なくないようですが、川口市のリサイクルプラザは市が直接運営・管理してい分別基準適合物再商品化事業者容器包装ごみ市民市町村再商品化製品の販売再商品化製品利用事業者めの人員は、職員だけで約130名を擁し、民間会社にも収集業務を委託しており、その割合は35:65といった状況です。川口市では、プラスチック製容器包装は毎週1回収集、それ以外の資源物の収集は処理施設のキャパシティや処理費用の問題もあって1か月に2回の頻度で実施しています。ます。びん、缶、PETボトル、新聞・雑誌など、素材ごとの処理ラインを装備したリサイクルプラザでは、収集物を人の手や機械により選別し、圧縮などの処理を施しヤードで保管しています。その後、リサイクル業者に適宜渡されます。ガラスびん、プラスチック製容器包装、紙製容器包装、PETボトルに関しては、分別基準適合物として容リ協に引き渡し、適正な再商品化が行なわれます。収集選別・保管分別ルールに基づき市民から排出されたごみを収集し、処理施設へと運搬します人や機械による選別作業を経て、ごみが資源へと生まれ変わります分別収集を実施する!家庭から排出されるごみの分別収集の実施は、皆さんもご存じの通り、市町村が担っています。収集した家庭ごみは処理施設に運ばれ、資源物に関しては選別・処理した後、リサイクル資源として活用されます。容リ協ニュースNo.71 February 20169

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