日本容器包装リサイクル協会ニュース No.70
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容リ協ニュースNo.70 November 201513登録  落札後は、容リ協と再商品化業務委託の契約を締結します。さらに、落札した市町村との回収スケジュールの打ち合わせや、分別基準適合物を市町村の指定保管施設から自社工場へと運搬する手はずなど、4月から始まる事業に向けた準備を整えます。円滑な再商品化事業に向け、事前の準備を着々と進めます  容リ協ルートの電子入札は、毎年12月下旬~翌年1月下旬までの約1か月間を入札期間として全国一斉で行なわれます。入札前には、対象となる全国市町村の保管施設における容リ協との契約量をくまなくチェック。どの保管施設にどのくらいの量を幾らで入札するかを決定します。入札結果は次年度の事業に大きな影響を及ぼすため、各事業者の担当者にとってはかなりの神経を使う業務です。また、独自処理をしている市町村の中には数か月に1回のペースで入札を行なうところもあり、容リ協ルートの入札時と重なったときなどは、かなりの作業量をこなさなければならないこともあります。情報を比較検討し、入札場所や量、単価を決定します  容リ協の入札に参加するためには、毎年、7月末までに容リ協への登録申請を行なう必要があります。登録には、再商品化製品の利用事業者の証明書から、工場施設の工程ラインのフロー図、導入機械の仕様、再商品化事業において発生する汚泥などの廃棄処理の証明書まで、数多くの必要書類を揃え、提出しなければなりません。登録審査の合否結果は、11月中旬に容リ協から通知されます。容リ協に対して登録申請の手続きを毎年7月末までに行ないます入 札落 札登 録容リ協と契約容リ協へ次年度分の登録申請7月12月~1月11月3月2月入札落札・容リ協との契約次年度に向けた準備も!再商品化事業者の仕事は、工場内での現場作業だけに限りません。再商品化事業は単年契約のため、次年度の事業に向けて毎年様々な事務手続きを行なう必要があります。

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