日本容器包装リサイクル協会ニュース No.68
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日本容器包装リサイクル協会ニュースNo.68 February 20153 5か年単位で策定される自主行動計画には、「事業者自ら実施する3R推進計画」と「主体間の連携に資するための行動計画」という2本の大きな柱があります。この計画では、素材ごとの関係8団体がリデュース、リユース、リサイクルに関する目標をそれぞれ設定し、実行することを基本としています。リデュース、リサイクルについては、2004年度実績の数値を基にした数値目標を設定し、本連絡会を通じて公開することが決められています。 「リデュース、リサイクルの進捗は、各素材ごとにバラツキがあります。そのため、全素材共通で2004年度実績を基に目標数値を設定するに際して、すでにリデュースがかなり進んでいる素材では低い数値目標しか設定できないなど、少々難しい面があるのも事実です。しかし、消費者の皆さまなどによりわかりやすい形で私たちの取り組みについて知っていただきたいという考えがあり、こうした数値目標の設定をあえて行なっています」(幸さん) 2006年度~2010 年度までを対象とした第一次自主行動計画では、3R推進団体連絡会が管轄する8素材中、リデュースが7素材で、リサイクルが5素材で数値目標を達成しました。また、現在進行中の第二次自主行動計画でも、リデュース、リサイクルの取り組みは着実に進んでいます。リデュースでは6素材、リサイクルでは5素材がすでに当初の目標数値を達成しています。リサイクルリデュース96.8%(67.1%)72.1%60.1%89.4%92.6%43.6%99.3%20.3%(内、行政回収13.9%)カレット利用率(リサイクル率)91%以上(70%以上)回収率 75%以上回収率 50%以上回収率 90%以上回収率 20%以上収集率 75%以上リサイクル率 85%以上リサイクル率 90%以上素材2010年度実績67.3%(99.0%)85.8%23.5%44.4%92.9%83.8%44.6%99.4%2013年度実績1.7%7.6%6.7%9.8%4.1%2.5%現状維持1.8%1.7%14.1%9.6%13.0%5.7%4.1%1.6%3.8%163千t333千t915千t61.7千t140千t60千t419t1,310千t92.2千t157.0千t358.0千t51.4千t49.4千t6.9千t529.0千t1本あたり平均重量1.5% 軽量化1本当たり平均重量2.8% 軽量化指定PETボトル全体で15% 軽量化効果2% 削減総量で11% 削減3% 削減削減率で13%1缶あたり平均重量2% 軽量化1缶当たり平均重量5% 軽量化1缶あたり平均重量1% 軽量化1缶当たり平均重量4.5% 軽量化平均重量1% 軽量化牛乳用500ml紙パックで3% 軽量化1m2あたり重量1% 軽量化1m2あたり平均重量5% 軽量化主な容器サイズ・用途ごとに1本あたり平均重量3% 軽量化ガラスびんPET ボトル紙製容器包装プラスチック容器包装スチール缶アルミ缶飲料用紙容器段ボールPET ボトル紙製容器包装プラスチック容器包装スチール缶アルミ缶飲料用紙容器段ボールガラスびん素材2010年度実績2006年度からの資源節約量(5年間累計)2010年度目標(2004年度比)2013年度実績2006年度からの資源節約量(8年間累計)2015年度目標(2004年度比)2010年度目標(2004年度比)リサイクル率(カレット利用率)70%以上(97%以上)リサイクル率 85%以上回収率 50%以上回収率 95%以上回収率 25%以上再資源化率 44%以上リサイクル率 90%以上リサイクル率 90%以上2015年度目標(2004年度比)★★ 15 種中13 種で0.2~19%、9種で3%目標達成。全体で7.6%3R推進のための自主行動計画で数値目標を設定第一次自主行動計画(2006~2010年度)第二次自主行動計画(2011~2015年度)第一次自主行動計画(2006~2010年度)第二次自主行動計画(2011~2015年度)自主行動計画の達成状況事業者による実効ある3Rの推進を!特集

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