日本容器包装リサイクル協会ニュース No.68
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日本容器包装リサイクル協会ニュースNo.68 February 201512(左)大西 健太郎さん(右)松岡 建之さん●サスティブナル・パッケージの考え方 現在、ザ コカ・コーラ カンパニー(米国本社)では、2010年を基点に2020年までに世界全体で収益を2倍にするという目標を掲げた長期成長戦略「2020 VISION」のもと、グローバルに事業を展開しています。この目標を達成する上で重要視しているのが、サスティナビリティー=持続可能性の向上に努めることです。 日本コカ・コーラそして全国のボトラー社と関連会社で構成されるコカ・コーラシステムは、こうした全世界共通の方針のもと、国内での事業活動におけるあらゆる分野でサスティナビリティーを追求しています。中でも環境分野での重点項目としてとらえているのがサスティナブル・パッケージ、持続可能な容器の開発です。 「当社では、環境負荷を減らしながらビジネスを成長させるという決意のもと、容器開発にあたっても、環境へのやさしさを開発コンセプトの柱に据えています」と語るのは、同社にて環境サスティナビリティーのマネージメントを担当する大西健太郎さんです。 しかし、同社の考えるサスティナブル・パッケージの要素はそれだけではありません。いかに環境にやさしくとも、使う人にやさしくなければ長くご愛顧いただけないとの考えから、例えば軽量化においても、やみくも3Rの広場サスティナビリティーをベースに、エコ容器の新たな地平を開拓日本コカ・コーラ株式会社環境対応、使いやすさ、楽しさ。三拍子揃った容器開発を推進。わが国におけるコカ・コーラビジネスを手がける日本法人、日本コカ・コーラ株式会社(以下、日本コカ・コーラ)では、清涼飲料容器の軽量化を1970年代から継続的に推進。近年では、「い・ろ・は・す」をはじめ、環境を意識した画期的な容器開発で注目を集めています。容器の環境負荷低減を目指し、長年にわたって様々な挑戦を続ける同社の取り組みをご紹介します。

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