容器包装リサイクル20年のあゆみ-公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
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46 当協議会は、プラスチック容器包装(以下、プラ容器包装)に係る特定事業者の団体として、プラ容器包装の再商品化に深く関わっており、貴協会とは協議会設立当初から、プラスチック容器事業部との緊密な協力関係の下で、課題解決に向けたさまざまな取り組みを進めてまいりました。特に、平成20年の1回目の法見直しに際して、材料リサイクル優先の入札制度や市町村への拠出金制度の導入など、私ども特定事業者の再商品化義務の履行に大きな影響がある制度の変更に真にお取り組みいただき、再商品化コストの減少などを推進していただきました。 しかし、プラ容器包装の再商品化には、まだまだ課題が多く、とりわけ材料リサイクルによる再生材の付加価値の向上のために、出口需要の整備や新たなサプライチェーンの確立など、社会全体のコスト低減への取り組みが重要、かつ不可欠です。これからも当協議会は、貴協会との緊密な協力関係の下で、相互に連携して、プラ容器包装の質の高いリサイクルシステムの構築に取り組み、資源の効率的利用など循環型社会づくりを推進してまいる所存ですので、今後とも、よろしくお願い申しあげます。容リ協20周年に寄せて●再生樹脂●車止め●擬木●パレット●プラスチック板材料リサイクルケミカルリサイクル材料リサイクルケミカルリサイクルリサイクル製品紹介0(トン)12年度18年度28年度※材料リサイクル、油化は 「白色トレイ」分を含む43,830トン67,080トン548,839トン657,264トン380,434トン380,434トン438,658トン438,658トン5,4025,4023,3613,3619,7719,7716386380024,65624,656プラスチック製品油化高炉還元剤コークス炉化学原料合成ガス市町村からの引取実績量再商品化製品販売量132,101132,1014,3894,389152,103152,10354,55954,55937,28237,282165,738165,738190,594190,59454,54554,54527,78027,780100,000200,000300,000400,000500,000600,000700,000久保 直紀さんプラスチック容器包装リサイクル推進協議会専務理事プラスチック容器事業部*内訳と合計値は四捨五入のため合わない場合があります

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