容器包装リサイクル20年のあゆみ-公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
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44■ 特定事業者が負担する再商品化委託費用 プラスチック製容器包装の再商品化が開始された平成12年度は、435市町村から6.7万トンの引取りが行なわれ、落札単価(税込)は97,800円/トン、再商品化事業者へ支払う再商品化委託料は約61億円でした。その後、プラスチックの分別収集を開始する市町村が年々増えるにもかかわらず落札単価は高止まりしたため、平成18年度の再商品化委託料は約467億円にまで増加しました。その後前述したとおり再商品化コストの適正化に向けた入札制度などの見直しが継続的に行なわれ、平成28年度は、市町村からの落札量66.7万トン、落札単価(税抜)46,059円/トン、特定事業者が負担する再商品化実施委託費用(税込)も約330億円となりました。これは4素材全体の90.6%に相当します。製容器包装の再商品化コストの適正化に関して検討すべき項目が取りまとめられ、平成29年度からの再商品化製品の品質向上に繋がる入札制度の在り方が国から示され、容リ協では総合的評価制度の見直しを行ないました。(万トン/年)70605040302010012年度13年度20年度21年度22年度23年度24年度25年度26年度27年度28年度29年度14年度15年度16年度17年度18年度19年度(円/トン)140,000120,000100,00080,00060,00040,00020,0000■ プラスチック製容器包装の再商品化手法別落札量構成比、落札単価(税抜)の推移(白色トレイを除く)ケミカルリサイクル落札単価〈加重平均〉材料リサイクル落札単価〈加重平均〉ケミカルリサイクル材料リサイクル油化高炉還元剤化コークス炉化学原料化合成ガス化89,714円89,714円10.4万トン10.4万トン23.323.314.8%14.8%20.3%20.3%19.2%19.2%23.9%23.9%24.6%24.6%33.0%33.0%48.2%48.2%51.5%51.5%59.4%59.4%56.6%56.6%52.3%52.3%53.6%53.6%51.6%51.6%53.2%53.2%50.6%50.6%50.6%50.6%50.8%50.8%50.5%50.5%28.928.936.536.546.746.757.557.559.259.262.962.966.866.867.967.967.867.866.666.667.367.367.067.067.167.166.766.766.5万トン66.5万トン67.267.2104,095円104,095円104,095104,09595,90595,90585,14385,14369,88569,88574,02474,02470,95070,95068,17468,17466,46666,46663,24163,24158,68258,68255,14955,14950,65250,65254,897円54,897円101,333101,333102,857102,857102,762102,762101,143101,14384,28684,28677,61977,61973,04873,04870,66770,66769,52469,52466,38166,38159,81059,81049,17149,17141,27041,27036,80636,80635,83935,83938,55338,55339,58239,58240,32040,32041,65841,65841,32641,32645,210円45,210円プラスチック容器事業部

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