容器包装リサイクル20年のあゆみ-公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
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36PETボトル事業部0(トン)9年度12年度18年度28年度8,398トン14,014トン106,445トン194,865トン194,865トン154,137トン154,137トン68,575トン140,416トン96,652トン96,652トン68,75868,75824,55424,55441,08841,0883193193,0873,0876,4936,49355,45855,45838,31738,31723,40723,4072,7232,7233,8023,8023263266,0771,112756366876,0771,11275636687●自動車の内装材●カーペット●ユニフォーム●飲料用ボトル●洗剤用ボトルなど●排水ます蓋●ごみ袋など●結束バンド* 商品の形に合わせた、 商品を覆っている透明の部分*●ブリスターパックなど●卵パックリサイクル製品紹介シートボトル成形品その他●回収ボックス市町村からの引取実績量再商品化製品販売量 PETボトルは、日本では昭和52年にしょうゆ用500mlボトルとして初登場しました。以来、昭和57年、清涼飲料用に認可され、平成8年、小型PETボトルの自粛が解除されたことにより、年々その市場は拡大し続けています。1990年代後半には、増え続ける使用済みPETボトルの処分を巡り、自治体や、市民団体、マスメディアからも苦情の嵐が吹き荒れたとうかがっています。20年前のことです。 平成8年の「ごみ減量化会議」の報告書が手元にあります。これによれば、10年後の平成17年には、分別収集量7.4万トン、リサイクル率37%と予測しています。PETボトルリサイクルの課題は、当時ほかの素材と比較して、PETボトル関係者の対応の立ち遅れと資源回収のコスト負担を納得していない自治体が多いことにあると結論づけています。 20年後の平成28年度の実態は、市町村系および事業系を含めての回収量は64万トン余り、リサイクル率は86.9%に達しています。隔世の感があります。容器包装リサイクル法、並びに資源有効利用促進法の施行など、法整備も整い、また、PETボトル業界のリサイクル事業へのテコ入れもあり、リサイクルの輪が廻りだした20年でした。容リ協20周年に寄せて50,000100,000150,000200,000宮澤 哲夫さんPETボトルリサイクル推進協議会専務理事3,4663,466840840*内訳と合計値は四捨五入のため合わない場合があります56,51956,519繊維

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