[プラ]の七不思議
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「プラ」の生い立ち5なるほど、とても便利な「プラ」は、いまや容器・包装材として引っぱりだこ。私たちのくらしに欠かせないぶん、出てくるごみの量もハンパではない、と。また、原料となる石油は、そのほとんどが輸入品。ハイ、使い終わりました、捨てましょう、ではモッタイナイのでは?という大きなテーマが見えてきました。石油の用途経済産業省「資源・エネルギー統計」(H20年度)重油ジェット燃料22%5%とつぜんですが、ここでクイズ。「石油の6人兄弟」を、ご存じですか?まず長男。その名はガソリン。低い温度でパッと火がつく。次男は重油。パワフルに燃えるので、工場や発電所で大活躍。活発な三男は、ジェット燃料。大空を飛びまわっている。家庭的な長女は、灯油。家のストーブで安心して燃やせる、おっとりタイプ。次女の軽油は、ディーゼルエンジンンの車や船に引っぱりだこ。そして末っ子が、「ナフサ」。ちょっと聞きなれない名前ですが、じつは、この一部が「プラ」の原料・・・・・性格も特技もいろいろな、6人。この兄弟を一まとめにして、ふだん私たちは「石油」と呼んでいるのです。ちなみに石油は、ほぼ100%(99.6%)が海外からの輸入品。6人ともそれぞれ、中東・ヨーロッパ・アフリカなどの外国生まれです。いったん CMです。ガソリンその他 19%ナフサ 11%軽油 15%灯油 9%19%

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