ガラスびん分別収集の手引き びんto資源
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91.8LびんとビールびんRマークびん■コンテナ収集メリット▪コンテナ内のガラスびんの状況が確認でき、異物混入が避けられます。▪収集は平ボディ車が中心となるので、ガラスびんが割れにくいため、色選別が容易であると同時に異物除去が容易にできます。留意事項(コンテナ容器の規格)▪収集作業員の積込み、荷降ろしを考慮した容量(びん入り重量で20kg前後)▪コンテナの清掃が容易であり、汚れが落ちやすい構造▪雨天時の収集を考慮し、水抜きが付いたもの▪ガラスびんの破片が落ちにくい構造▪コンテナ洗浄設備との規格整合性■袋収集デメリット▪収集袋を処理工程で開封する作業が必要であり、かつ袋自体が残渣物となります。※麻袋等を再使用しているケースもあります。▪異物混入のチェックがしにくく、出す基準の低下の恐れがあります。留意事項▪色別や一括排出の場合は、ガラスびんの割れを押さえる工夫をすることで、品質向上が充分可能です。(8ページのガラスびん一括排出の留意事項を参照)2. 収集容器に関する事項Ⅳ. ガラスびんの資源回収工程における課題と品質向上策市町村のガラスびん収集において、リターナブルびんが混入している場合があります(3~5%)。このようなリターナブルびんを選別・確保し、取扱い業者(びん商)に販売している市町村は、コンテナ・平ボディ車による収集を行っているところがほとんどです。基本となるリターナブルびんの種類は、ビールびんと1.8Lびんで、中にはびん商と連携して、多くの種類のリターナブルびんを選別・確保している市町村もあります。ただし、リターナブルびん回収における市町村の基本スタンスは、集団回収は別として、あくまでも店頭回収(酒販店等)を奨励するものです。近年、その主流を占める酒類のリターナブルびんは、酒類の販売ルートが酒販店からコンビニやスーパーへ激変しており、店頭回収が難しい状況になってきています。リターナブルびん処理の基本は店頭回収Rマークびん再使用している麻袋不透明袋透明袋リターナブルびんの自主回収認定容器包装リサイクル法第18条第1項の規定特定事業者(製品製造販売事業者)が自ら又は多の者に委託してその利用に係る容器包装を回収する場合、その回収方法がおおむね90%を達成するために適切な場合に、主務大臣の認定を受けることができます。自主回収認定を受けたリターナブルびんは、平成22年3月現在で、ビールびん、1.8Lびん、牛乳びん、清酒びん、清涼飲料びん等合計75社192種類となっています。1.8Lびんとビールびん

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