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| 株式会社エフピコ(本社・広島県福山市)は、スーパーマーケットや食料品店などで使用される簡易食品容器のメーカーで、業界におけるリサイクルのパイオニアとしても知られています。 1990年、独自の「トレー to トレー」のリサイクルシステム、エフピコ方式を実現し、「容器包装3R推進環境大臣賞」製品部門最優秀賞など数々の賞を受賞。革新的な試みで確かな成果をあげてきたその取り組みをご紹介します。 |
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| 発泡スチロール製の食品トレーが日本の家庭に初めて登場したのは、1960年代のことです。当初は白色のみでしたが、その後の80年代にカラートレー、色柄付トレーが登場したことで、爆発的な人気を獲得。今では日に一度は目にするほど、私たち日本人にとって大変身近な存在になっています。 エフピコでは1990年に、業界でもいち早くエフピコ方式と呼ばれる使用済みの食品トレーのリサイクルシステムを構築しています。このエフピコ方式で特筆すべきなのが、世界で初めて白色トレーをトレーへと再生する循環型リサイクルを実現したこと。さらに、食品トレーに関わるすべての人たち、一般の消費者とスーパーマーケットなどのお店、包材問屋、エフピコの4者が協力し、全員参加で回収を行なっているという点も特徴的です。現在、全国約7,900店舗の店頭に回収ボックスを設置。消費者が持ち寄った使用済みトレーを包材問屋やエフピコが配達の帰りのトラックで引き取り、エフピコの自社工場で再生しています。市町村が回収するいわゆる協会ルートで戻ってきた使用済みトレーも加わり、エフピコ独自のエコロジー商品「エコトレー」が生まれています。2000年にエコトレーは商標登録もされました。 「業界内で回収を行なっているところは数々ありますが、発泡スチロールの再生品としてトレーからトレーに生まれ変わらせているのは、うちだけです」と語るのは、同社環境対策室ジェネラルマネージャー松尾和則さんです。 「エコトレーは流通業におけるCO2削減の切り札として、全国各地のスーパーマーケットなどでご利用いただいています。その数は、現在お店で使われているトレーの約2割にまで達しているほどです。また、エコトレーはエコマーク商品としての認定も受けています。トレー表面に表示されたエコマークを目印に、ぜひ探してみてください」(松尾さん) |
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| さらにエフピコでは、より軽く薄くをテーマとした製品開発を積極的に進め、食品容器に使う原材料の量を減らすことで、ごみの削減を実現しています。例えば発泡スチロール製の食品トレーでは、使用する発泡スチロール自体の発泡倍率を高めて素材内部の空気量を増やすことのできる高発泡両面真空成型技術を開発。形状と容積は同じでも、より軽い製品づくりを可能にしています。容器開発を担当するシニアマネージャー小川政則さんによると、食品トレーの1枚あたりの重量は、1990年比で約30%の軽量化が実現しているとのこと。 | ![]() |
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| ※「トレー」:容リ法および当協会では「トレイ」と表記していますが、ここではエフピコ社の表記に従い、「トレー」としました | ||||||
| 編集・発行/公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会 |