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このとき、パッケージの開発を担当している容器開発部の岡津さんが現れました。 |
| 岡津 |
容器の軽量化を図るように社長から言われているんだけど、それでリサイクルのコストがどのくらい下がるのか、聞こうと思って来たんだ。 |
包
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ちょうどいいや。いっしょに聞いて。わが社がリサイクルの義務を果たす計算の仕方を、順を追って説明するから。
再商品化委託申込量とは、何の容器や包装として使うのか、その用途(食料品、清涼飲料、酒、医薬品、化粧品など)ごとの「再商品化委託義務量」を合計したもの。いい?「義務量」、ぼくらの仕事のキーワードだよ。 |
| 容子 |
キーワードですか。うちの場合、食料品だけですから、食料品についての義務量イコール当社の申込量ですね。 |
| 包 |
そういうこと。
そもそも、うちの会社が容リ法に従って、果たさなければならない義務って何のことかわかる? |
| 岡津 |
うちの商品が消費された後、ごみになる容器包装のリサイクル費用を負担することでしょ。 |
| 容子 |
そうですが、うちが出した全量ではないんですね。家庭からごみとして出されたものについてのみ、リサイクルする費用を支払うことですね。 |
| 包 |
そこが大事なポイント。商品に使った容器包装のうち、一般消費者が購入した商品に使われた容器包装は何kgか、業務用として売ったものは、売った先が産業廃棄物などとして別扱いになるから引き算してくださいということ。 |
| 岡津 |
へー、そうなの。家庭ごみ限定かぁ。 |
| 包 |
その計算を事業者自身でするのが「自主算定方式」なんだね。 |
| 容子 |
わが社の義務量は、「排出見込量」というのをもとにしますよね。これを出さないといけないんだ。 |
| 包 |
そうだね。 |