日本容器包装リサイクル協会ニュース No.74
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容リ協ニュースNo.74 February 20174関東農政局による「調査点検業務」の現場をご紹介平成29年1月、関東農政局の職員2人が都内にあるスターゼンミートプロセッサー株式会社を調査点検業務のために訪問。対応したのは同社品質管理室の野市哲也室長と渡邊哲夫さんです。訪問時に受けた印象などについてお聞きしました。平成28年11月、主務省庁(環境省・経済産業省・財務省・国税庁・厚生労働省・農林水産省)では、再商品化義務の履行促進に向けたリーフレットを各事業者団体に向けて提供しました。ぜひご活用ください。http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/youki/事業者を訪問し容リ制度について説明をする関東農政局・食品産業環境指導官の大月智康さん(左)、渡辺聡さん(右)平成29年1月、関東農政局の職員2人が都内にあるスターゼンミ対応したのは同社品質管理室の野市哲也室長と渡邊哲夫さんで訪問時に受けた印象などについてお聞きしました。事業者を訪問し容リ制度について説明をする関東農政局・食品産業環境指導官の大月智康さ はじめに関東農政局から電話をいただいたときには、何かのアンケートかなと思いました。そうした用向きで各省庁から当社を訪問する方も少なくないものですから。職員の方と直接顔を合わせてはじめて、容リ制度に関する聞き取り調査であることがわかった次第です。当社としては、すでに親会社のスターゼン(株)が一括して容リ協と契約し、委託金の支払いも行なっていましたので、なんの不安もなく対応させていただいたのですが、話を聞いてびっくり。グループではなく、個別の企業ごとに契約が必要とのことで、私自身はまさに寝耳に水という状況でした。 現在は、スターゼンミートプロセッサー単体で容リ協と契約すべく、動き出しているところです。関東農政局の方に訪問いただかなければ、このままの状態が続いていたわけですから、当社としては調査点検業務に来ていただいて本当にありがたかったというのが正直な感想です。私は当部署に配属されてまだ日が浅いもので、容リ制度に関してわからないことも多く、今回の調査点検業務を通じて関東農政局の方に容リ制度に関する質問ができたことも良かった点のひとつ。容リ関連の帳簿の保存期間から容器と包装の違い、今後の対応まで詳しく教えていただき、とても助かりました。容リ協には、特定事業者からの質問に答えてくれるコールセンターがあると聞きましたので、これからは何かあればそちらに問い合わせるつもりです。今回の訪問でいろいろと 勉強になりました。スターゼンミートプロセッサー株式会社品質管理室 渡邊哲夫さん(左)、野市哲也さん(右)昭和23年に設立された国内有数の食肉専門商社、スターゼン(株)。スターゼンミートプロセッサー(株)は、同社を中心とするスターゼングループの一員として、畜産物の生産・加工販売、食肉・食肉加工品の製造販売を手がけている。事業者の皆さまへ

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