日本容器包装リサイクル協会ニュース No.68
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日本容器包装リサイクル協会ニュースNo.68 February 201523R推進団体連絡会の構成団体ガラスびん3R促進協議会PETボトルリサイクル推進協議会紙製容器包装リサイクル推進協議会プラスチック容器包装リサイクル推進協議会スチール缶リサイクル協会アルミ缶リサイクル協会飲料用紙容器リサイクル協議会段ボールリサイクル協議会●●●●●●●● 2006年6月に第1回目の容リ法の改正がありました。改正に先立っては、その1年半前より産業構造審議会と中央環境審議会で、容リ制度の評価と見直しに向けた議論が活発に行なわれました。その過程で社団法人(当時)日本経済団体連合会(経団連)は、「実効ある容器包装リサイクル制度の構築に向けて」という提言を発表します。 「事業者の自主的な取り組みが容リ制度のさらなる発展に重要であることなどを表明したこの提言を受けて結成されたのが、私たち3R推進団体連絡会です」と語るのは、同連絡会の幹事長を務める幸智道さん(ガラスびん3R促進協議会事務局長)です。 「もともと事業者では、3Rの推進を目的に容器包装の素材ごとでそれぞれ団体をつくって活動していました。しかし、消費者への普及啓発や各種調査・研究事業など、素材を超えて共通するテーマも数多く、共同で取り組むことでより大きな成果が生み出せるはずとの考えで関係8団体が同意。2005年12月、3R推進団体連絡会の結成へと至ったわけです」(幸さん) 3R推進団体連絡会を結成して最初に取り組んだのは、容リ法の見直しに合わせ、5か年単位での自主的な特集実効ある3Rの推進を!事業者による取り組み目標を掲げた「自主行動計画」を策定することでした。その進捗状況をフォローアップ報告として、毎年、公表しています。 「運営は、各8団体の代表による幹事で構成された運営幹事会を軸に進めています。本連絡会の結成により、それぞれの団体の活動に加えて8団体が連携して、例えば普及啓発を目的としたイベントへ8団体で参加するなど、これまでにない様々な効果を上げています」(幸さん) さらに、刺激し合うことで各団体の活動も活発化。「各団体の活動状況などの情報を共有化し、より一層3Rへの取り組みを深めている面も見逃せないメリット」と、幸さんは話してくれました。共同ポスター(左)幸 智道さん(右)加藤 稔さん事業者連携による「自主的な取り組み」容器包装3Rのための自主行動計画の策定と実行3R推進団体連絡会の活動を通して事業者が果たしてきた取り組みとその成果をご紹介します

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