No.64日本容器包装リサイクル協会ニュース
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日本容器包装リサイクル協会ニュースNo.64 February 20147「容器包装リサイクル」講座円滑な流れこそがリサイクルの要品質向上のために まい リサイクルは、渡す人と受け取る人のつなぎ目が大事ということがよくわかりました。 容輔 そうしてこそ、巡り巡るしくみができるんだね。 リサ それぞれがその役割を果たすことにより、質が良く、かつ、社会的コストの低いリサイクルが実現できればと思います。 清二 協会のホームページの「わたしのまちのリサイクル」を見ると、市町村ごとに委託した会社の名前と、何にリサイクルされているのかが出ているよ。もちろん、わが市のことも。 斉木 当社は工場見学もご用意しています。 まい 母を誘って行ってみようかな。ターなどに製品化するメーカーのことです。販売先なしには入札ができません。 リサ プラスチック製容器包装は、プラスチック製品の原材料にする材料リサイクルや、ガスやコークスの代わりにして工場で利用するなど、さまざまな手法があります。いずれも、受入先があって初めて資源の循環になります。 リサ 市町村の保管施設から引取る際に、リサイクル会社にお願いしていることがあります。 斉木 リサイクル品の品質が落ちないことが重要なので、もし収集物に汚れなどがあった場合は市町村へ改善を求めるということですね。 清二 引渡す側としても、家庭から集めた後、汚れや異物を取り除いて、分別基準適合物にして渡すことに努めています。 リサ もう一つ重要なのは、リサイクルした後、その販売先が確保されていることです。 まい 販売先ですか。 斉木 当社のペレットなどを原材料に、パレットやプラン再生利用に適しているので、品質の基準が設けられているわけです。工場での現地審査もあります。 リサ 登録審査に合格したリサイクル会社による電子入札を12月から翌年1月に受付けます。市町村それぞれの保管施設ごとの、一般競争入札です。 斉木 2月に落札結果が出て、3月に協会と契約締結。次年度4月からの1年間が契約期間となります。リサイクル会社の決定から引取りまでの流れ(平成26年度分)25年度26年度25年7月~11月25年11月25年12月~26年1月26年2月26年4月~27年3月26年3月25年12月~26年1月登録審査契約締結契約締結26年度分のリサイクル委託の申込み委託料の支払いリサイクル費用の支払い入札落札市町村 保管施設特定事業者日本容器包装リサイクル協会リサイクル会社26年3月26年3月契約締結26年度分の引渡し申込み引取り

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