No.64日本容器包装リサイクル協会ニュース
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日本容器包装リサイクル協会ニュースNo.64 February 201411連携プラザまつやま環境フェア3R生活のススメみ減量の啓発、ごみ出しルールなどに関する市の啓発事項について、地元町内会などでの周知啓発があげられます。さらに、ルール違反ごみや不法投棄を発見した際の通報および、防止活動にも取り組んでいます。 「さらに事業者との協働しての啓発活動も、積極的に展開しています」と稲田さん。毎年、市主催で「まつやま環境フェア」が開催されますが、昨年12月の環境フェアでは、再商品化事業者とともにブースづくりを進め、協力しつつ見学者への啓発活動を展開しました。フェア当日には、再商品化事業者が作った再商品化製品がずらりと並ぶ中で、自分たちの日頃の分別の成果を実際に目に見える形で確認できるということもあり、例年以上に市民をはじめ多くの見学者の好評を博したといいます。迫 裕美さん その他にも、松山市では市の職員が中心となり、様々な啓発活動を行なっています。その特色は、単身者や外国人、高齢者、小学生、社会人、学生など、それぞれのターゲットにきめ細かく配慮した啓発を進めていること。例えば高齢者には、とかく情報過多で見にくくなってしまいがちなごみカレンダーに掲載する情報を絞ってシンプルに作成。大きな文字で見やすくしたものを用意しています。 「松山市では65歳以上の高齢者が人口の23.8%にまで及んでいます。そのため、こうした啓発物を作ったというわけです。一目でわかるからでしょうか。各地区の自治会から住民に配布したいので送ってくれというリクエストもいただいています」(稲田さん) 同様に、英語、韓国語、中国語に翻訳したごみの分別ガイドも作成するなど、市内在住の外国人に対する配慮も行き届いています。 また、インパクトのある言葉やビジュアルを用いた啓発用チラシは、単身者向けに考えたものだとか。これは、松山市の減量化対策における啓発活動の中心人物、環境部清掃課の迫裕美さんのアイデアです。ターゲットに特化した啓発活動&環境教育を実施

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