年次レポート2016
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年次レポート 20167 今後、様々な機会をとらえて、市町村・関係業界及び一般消費者向けにガラスびんのリサイクル効果を情報発信していきます。 平成28年3月、ガラスびん事業部では使用済みガラスびんの収集~選別・保管~再生処理に至るリサイクル工程における「消費エネルギー原単位」・「排出CO2原単位」を算出し、ガラスびんのリサイクル効果に関する報告書をとりまとめました。 当協会と取引のある市町村保管施設891(うち有効回答数:641)、再商品化事業者53社(うち有効回答数:43社)を対象に実施したアンケートから、環境負荷を分析したものです。天然資源からガラスびんを生産する場合と比較して、再生材(カレット)を利用してガラスびんを生産(リサイクル)した場合、ガラスびん1トン当たり247kgの排出CO2削減効果があることが確認されました。ガラスびんリサイクルのLCA分析 「平成27年度再商品化見通し等報告会」を、28年3月3日に開催しました。本報告会は各事業委員会(ガラスびん、PETボトル、紙容器、プラスチック容器)と総務企画委員会の委員を対象とするもので、27年度の再商品化実績の見通し、決算見通し、28年度再商品化事業者の落札結果などについて報告しました。再商品化見通し等報告会 平成27年11月~28年1月にかけて全国19カ所で計20回、特定事業者向け説明会・個別相談会を開催しました。容器包装リサイクル制度及び28年度再商品化委託申込手続きなどについての説明を行ない、計902名にご参加いただきました。また、説明会終了後に設けられた希望者を対象とした個別相談会では計88名が参加され、当協会担当者が一人ひとりに対応しました。特定事業者向け説明会普及・啓発、情報収集・提供平成27年度・主な取り組み(kg/びんt)1,4001,2001,0008006004002000リサイクルするリサイクルしない747477771,0541,3011,301▲247▲24713131919131356568721,053179埋立合計輸送製造市中カレット天然資源

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