容器包装リサイクル20年のあゆみ-公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
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発刊にあたってごあいさつ 特定事業者・市町村及び一部事務組合・再商品化事業者の皆さまを始め、ご関係の皆さま方には、平素より当協会が国の指定法人として行なっております“再商品化事業”に、多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。 当協会は、平成28年9月25日に創立20周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまの、ご理解とご協力の賜物と感謝申しあげる次第でございます。 当協会といたしましては、引き続き、家庭から資源ごみとして出される使用済み容器包装のリサイクルが、より一層円滑かつ効率的に行なわれるよう、力を尽くしてまいりたいと存じます。 平成7年6月に容器包装リサイクル法が制定されたのち、主務省庁のご指導の下に、日本経済団体連合会、日本商工会議所並びに主要企業の多くの方々に絶大なるご尽力をいただき、平成8年9月、財団法人日本容器包装リサイクル協会が設立されました。 平成9年4月には、ガラスびんとPETボトルの2素材を対象に容器包装リサイクル法が本格施行され、平成12年4月、紙製容器包装とプラスチック製容器包装が対象素材として追加され完全施行されました。それに伴い、当協会が関係する皆さま方のご協力のもとに進めてまいりました再商品化事業に加え、事業者による容器包装の軽量化の推進やマイバッグ運動に象徴される容器包装廃棄物の削減意識(リデュース)の向上に向けた活動などにより、一般廃棄物総排出量の削減や一般廃棄物最終処分場の延命化が着実に進められたことなど、大きな成果を挙げることができました。 次の10年、20年とさらに一般廃棄物総排出量の削減と資源の有効利用が進められていくためにも、再商品化事業が円滑にかつ効率的に行なわれていくことが重要であり、関係する皆さま方に少しでもお役に立てるものを残そうという目的で、この度「容器包装リサイクル20年のあゆみ」を発刊させていただくことになった次第でございます。 指定法人並びに公益財団法人として、今後ともガバナンスの向上とコンプライアンスの徹底を通じ、再商品化に関わるすべての皆さまから信頼され支持される組織運営及び事業展開に努めるとともに、事業活動の透明性を高めるべく、積極的な情報開示を行なってまいります。 ご関係の皆さまには、今後とも、当協会事業に対する一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。公益財団法人日本容器包装リサイクル協会代表理事理事長足立 直樹02

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