大阪市立科学館にプラスチックのリサイクル製品が展示されています(展示レポート)

平成20年9月5日

大阪市立科学館(大阪市・中之島)
 大阪市立科学館は、国内初の科学館である大阪市立電気科学館を前身とした、古くから多くの方に親しまれている科学館です。
 今年7月18日に常設展示場を9年ぶりに大規模リニューアルする同科学館からの、「プラスチックについて紹介するコーナーで、容器包装プラスチックのリサイクル製品を展示したい」との要望に応え、当協会では、容器包装プラスチックのリサイクル製品の一部を提供しました。

大阪市立科学館(大阪市・中之島)




3階「身近に化学」の「プラスチック」コーナー
「プラスチックと循環社会」展示の様子
 提供した製品が展示されているのは、「くらしの化学を体感する」ことをコンセプトにした、3階「身近に化学」のフロアです。こちらの「プラスチック」というコーナーでは、プラスチック誕生から現在までの歴史や化学と共に、日常のどのような場面でプラスチックが使用されているかなどを、多くの実物資料と説明パネルでわかりやすく紹介しています。プラスチックのリサイクル製品は、「プラスチックと循環社会」というエリアに展示されています。

3階「身近に化学」の
「プラスチック」コーナー



「プラスチックと循環社会」
展示の様子





来館者の様子


 担当学芸員の岳川有紀子さんに、公開後の来館者の様子をうかがったところ、リニューアルオープンしたのが夏休み期間中ということもあり、自由研究の課題として、写真やメモをとる子どもたちも多いとのことでした。また、リサイクル製品のパレットや棒杭を見て、「こんなものができるのか」と驚く人も多いそうです。「リサイクル製品」=「弱い、もろい」というイメージがあるらしく、強度が要求されるものに再生されていることに驚かれるようです。


パレットや棒杭など
 プラスチックの歴史や化学を紹介する展示を企画する中で、「プラスチックと循環型社会」と題するエリアを設けた理由を述べた、岳川さんの言葉が印象的でした。「便利な半面、『分解されない』『石油を消費する』などのネガティブなイメージもあるプラスチックについて、『結局どのように処理するべきなのだろう』 と尋ねられることがたびたびあります。世間的にリサイクルへの関心が高まっている現在、素朴ながら、聞かれることの多いこの質問を考えると、一連の展示に3Rを入れるのは必然と思いました。」

パレットや棒杭など




 これらプラスチックのリサイクル製品は、常設展示となっています。
今回の取材にご協力くださった大阪市立科学館の岳川さん、ありがとうございました。

 「分別収集したプラスチックごみは、どのようにリサイクルされているのだろう?」
皆さまから、多くいただく質問です。当協会では、再商品化業務の『見える化』を推進し、わかりやすい情報提供ができるように、今後も努力してまいります。



<大阪市立科学館ホームページ>

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